VCについて少し調べて気になったこと


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お久しぶりです。VCに関連した本を読んだりネットで調べて面白かったことがあったのでシェアを。


一番印象に残ったのは、「VCとの契約成立はベンチャーにとって大変なコストである」というものだ。VCから投資を受けようとすると、20回以上の面談・CEOorCFOによる事業プレゼンが5回以上、加えて、膨大な資料づくりが必要になるとのことだった。それも、「1社」のVCにつき、それだけの労力がかかると。


通常、ベンチャーが増資を検討する場合、複数のVCに提案を持ちかけるのが一般的なので、コスト的に「マジでヤバい」だろうことは、容易に想像できる。アーリーステージのベンチャーにとって、この負荷はとても手に負えるものではなく、本業に支障をきたすこともあるそうだ。


従ってベンチャーからすると、VCから投資を受けることは、諸手を挙げて歓迎するような事ではなく(!!!)、相当な覚悟が必要な事らしい…。今まで、VCとベンチャーの関わりを、ベンチャー側のコストという観点から考えたことがまったく無かったので、この意見は純粋に新鮮な驚きだった。VC側の人間は、ベンチャー側のコストを軽減する配慮をしなてくはいけないと感じた。




また、日本のVCに関してこのような意見も。今もまだそうなのかな?


1.欧米のVC投資のexitには、IPOとM&Aという2種類が存在するが、日本の場合は、ほぼIPOのみ。


2.したがって、VCがベンチャーに投資するかどうかという判断は、「その会社がIPOできるかどうか?」に集約され、非常に難しい判断が求められる。(欧米よりも日本の方が難しい、という訳ではないだろうが。。。)


3.そのような判断ができる人間は日本には10人ほどしかいない

マジか…


4.結果、10社程度のVCのみが、本当の意味で「VCとしての判断」をしており、あとのVCは、そういった10社に追随するという構図が成り立っている。


だそう。
VC業務はここまで難しいのかと認識させられた…